B-52's Page
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B-52H of 917th Wing / 3rd Bomb Squadron
Insignia of 20th BS
1998年のオシアナOHで展示された第20爆撃飛行隊(20BS)のB-52H。機種のノーズアートは、飛行帽を骸骨君パイロット、ユニークな絵柄である。
11th BS所属B-52H、尾翼のフィンチップは、金色。
アンダーセンAFB上空をフライパスするB-52H、この日は、KC-135と共にフライトしOHに花を添えた。展示機と同じフィンチップが青の20th BSである。
2004年太平洋のアンダーセン空軍基地(AFB)に派遣された2nd BW/20th BSのB-52H。2004年9月の撮影であるが、この時 20th BSと96th Bsの2飛行隊から10機程度がアンダーセンAFBに派遣されていた。
Andersen AFB
第2爆撃航空団 傘下の3個飛行隊のインシグニア
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Minot  AFB
1992年6月、戦略空軍(SAC)と戦術空軍(TAC)が統合され航空戦闘軍団(ACC)が誕生した。その結果B-52もACCの傘下に組み入れられテールレターを付けるようになった。第8空軍(8th AF)と言えばWWUでドイツ第3帝国を爆撃した有名な部隊であるが、その流れを汲む第8空軍の傘下に、現在のB-52を所有する航空団は殆ど組み入れられている。その一つが、ルイジアナ州バークスデール空軍基地に本拠地を置く第2爆撃航空団(2nd BW)である。第8空軍は、米本土中部を担当する軍団であるが、マイノット空軍基地の第5爆撃航空団とB-2を擁するホワイトマン空軍基地の第509爆撃航空団、B-1のエルスワース第28爆撃航空団もこの軍団に所属し、正に爆撃軍団と言える存在だ。
Insignia of 2nd BW
Wings
Insignia of 93th BS
93th BSは、1991年12月から予備役部隊唯一の爆撃機飛行隊として活動を開始、8機のB-52Hと12名のパイロット 220名の運用スタッフで構成される小ぶりな飛行隊である。尾翼には、本拠地であるバーグスディールAFBを示すテールレター”BD”と予備役軍団を示す”AFRS”の文字を入れ、フィンチップをチェッカーとしているのが特徴である。この飛行隊、バークスディールでは常に2機がアラート任務についているようで、即応能力を常に保つ準備はされているようだ。また1999年にアンダーセンAFB、2001年には韓国のオーサンABに予備役部隊としての訓練配置に着く等、海外での展開も時々行われている。
ルイジアナ州バークスディール空軍基地を本拠地とするB-52Hのリザーブ飛行隊 93rd BS。オシアナ海軍基地に展示されたこの機体、ノーズアートも何も無いあっさりとしたものであるが、AFRES唯一のB-52部隊として、私にとっては貴重な写真となった。2003年4月この93rd BSとマイノットAFBの23rd BSは、イラクでライトニングUターゲットポッドを実戦で始めて使用した飛行隊として記録されている。GBU-12 ペーブウェイLGBと言う誘導爆弾を使用し、レーダー施設と指揮統制施設を爆撃したと報道された。ライトニングUと言うのは、リアルタイムの画像情報を提示してレーザー目標指示器による LGB 誘導を可能にする機能を持ち、他の機体あるいは地上要員によって目標を "塗る" 必要がなく、自力で爆撃を実行できるシステムである。